
挑戦の先に、
自信と理想の製品
- 出身校
- 大阪工業大学
- 趣味・特技
- 家事・アート・映像鑑賞・レザーのお手入れ
入社理由
サンコーを選んだきっかけ
大学時代は微粒子の研究をしており、就職活動の際は、研究職を目指す同級生が多い中、「大学で学んだことがすべてではない」と考え、営業職を志望し企業を訪問。その中で、サンコーと出会いました。営業職を経験後、技術課に異動となり現在は設計業務に携わっております。
10年先まで伝わる設計思想
技術課では、製品の企画や設計から製品化までを行います。金物や繊維製品など、パーツごとに専門知識を持つ技術者がいて、私は主に試作品の評価と設計を行っています。まず、評価ではユーザー様が実際に使用することを想定して、フックであれば何万回の開閉に耐えられるか、繊維製品は屋外での経年劣化に耐えられるかなどを評価し性能が規格に適合しているかを、客観的に見極めるのが仕事です。
そして、必ず資料を作成するのですが、私なりのこだわりは、10年後に誰が見ても理解できる資料をつくること。経緯や何に用いられているかなどの具体例を交えつつ、一見で把握できる図表を用いたりして設計思想が伝わるように工夫しています。
また、設計としては図面を書く際にもお客様と現場に優しい製品づくりを目指しております。現状は、満足のいく結果は得られていませんが、少しずつ着実に理想につなげていけるように視野と見識を広げていきたいです。

成長を感じた瞬間・印象的なエピソード
自身が担当した新型ハーネスの量産が決まり、展示会等を通してお客様のリアルな声を聞けた時です。新しい製品を一から手掛けたことなどほとんどない状態で挑んだこの案件は、当時の自身にとってはとても高いハードルのように感じました。段々形になり量産を迎え、現物を見られた時に成長を感じられ、先に進むにつれ自信が付きました。
今後の目標・将来のビジョン
①報告書は後から見てもわかりやすく、それ1つで完結できる事:未来の担当者や自身のために今できる最大限の力を発揮したいです。
②お客様と現場に優しい製品づくり:簡単な構造でかつ、作りやすい構造で扱いやすい製品を作れる人材になります。
ある1日のスケジュール
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出社
試作品現物の寸法を測りつつ、縫製後に縮むことも想定し寸法を記載していきます
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試作
実際にミシンを用いて自身の手で縫製を施していきます。想像と違った点については図面に追記
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昼休憩
①おにぎりとお味噌汁、干芋を食べます(10分)
②日焼け止めの塗り直し、歯磨き
③お夕飯の献立や作り置きの食材確保
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試作品の検証
先輩社員が作ったものを実際に試し、意見交換を実施。自身だけでは到達できないので視野が広がります
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会議資料作成
全体の開発会議で報告する内容をまとめていきます。質問があってもすぐ答えられるように内容に注意して作成します
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退社
翌日の予定を確認後、帰宅
INTERVIEW