Our story
Project Story #01

安全を創造し、
社会を支える

Project Story #01

現場で働く人々の、救える命を守る為。

建築・製造・物流などあらゆる現場で働く人々の命を脅かす、転落・墜落事故。毎年、死亡災害発生リスクが高いこの転落・墜落事故は決して他人事ではなく、もしかしたらあなたの身近な人が、明日、事故に遭うかもしれないのです。
私たちサンコーは、創業から長きにわたり「墜落制止用器具」を開発し、高所作業の安全を支え続けてきました。私たちの使命は「墜落事故ゼロ」に貢献すること。一人でも多くの命を守るために、私たちは今日も安全と真摯に向き合っているのです。

The Development Challenge

「あたりまえ」の裏にある、危機感

日本の発展を支える建設・製造業界。そこで働く人々にとって、墜落制止用器具は「あたりまえ」の存在です。 しかし、その「あたりまえ」は、守られて当然のものではありません。転落・墜落事故の原因は、作業環境、不注意、そして器具の不備など多岐にわたります。一つ間違うと命に関わる事故に繋がる可能性があるのです。

長年、墜落制止用器具業界を牽引してきた私たちでさえ、危機感を抱いています。製品のコモディティ化が進み、従来の手法ではイノベーションを生み出しにくい。また、お客様のニーズも多様化し、従来の製品だけでは対応しきれない。
「本当に現場の役に立つ製品とは何か?」 私たちは常に自問自答を繰り返しています。そして、その答えを探し求め、現場の声に耳を傾け、新たな価値を創造することに注力しているのです。

The Development Challenge
Breaking Limits

「三現主義」と「PDCA」が生み出す、信頼。

サンコーのモノづくりは、「現場・現物・現実」 の三現主義を基本としています。机上の空論ではなく、実際に現場に足を運び、現物を手に取り、現実を直視する。そこで得た気づきこそが製品開発の原点です。

開発プロセスにおいては、PDCAサイクルを徹底しています。現場ニーズに基づいた試作品の開発、徹底的な検証、改善、そしてまた新たな開発へ。このサイクルを繰り返すことで、安全性を最大限まで高め、お客様に信頼される製品を生み出しています。ISO運用においても、形骸化を防ぐため毎年課題を見つけて改善を繰り返しています。「お客様に愛される製品をつくる」全従業員がこのスローガンを胸に日々の業務に取り組んでいます。「人の命を守る」 強い責任感と誇りを持って、私たちはモノづくりと向き合っています。

01Backbone of Safety

Breaking Limits01

現場からのフィードバックが新たな開発の起点となります。

02Backbone of Safety

Breaking Limits02

妥協を許さない地道なデータ収集によって製品の安全性を守ります。

03Backbone of Safety

Breaking Limits03

特殊な縫製やさつま編みは、熟練した技術者の手によって加工されます。

Breakthrough

「トップクラス」の信頼と「講師」という貢献

長年の努力が実を結び、サンコーは今や、墜落制止用器具業界でトップクラスの実績と認知度を確立しました。継続的な製品購入は、お客様からの信頼の証と受け止めています。ユーザーからの直接的な感謝の声は少ないかもしれません。しかし、それは当社の製品が事故を未然に防ぎ、静かに、そして確実に社会の安全に貢献している証だと信じています。

法改正時には、中央労働災害防止協会主催の特別教育の講師を当社社員が務め、約2年にわたり全国の高所作業従事者への研修をサポート。製品開発だけでなく、法制度の適切な運用にも貢献できたことは私たちの誇りです。「サンコーの安全器具があるから安心」 そう言っていただける未来を目指して、私たちはこれからも歩み続けます。

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Message

「誰かのため」が、最高のやりがい。

品質保証部
小柳 利朗

墜落制止用器具は決して目立つ製品ではありません。普段、皆さんがその存在を意識することは少ないでしょう。しかし、高所で働く人々にとって墜落制止用器具はなくてはならない命綱です。私たちの仕事は、人々の命を支える社会的意義の高い仕事です。「誰かの役に立ちたい」「社会に貢献したい」そう考える皆さんにとって、サンコーは最高の舞台です。

安全性を追求する道のりは、決して容易ではありません。地道な作業の繰り返し、予期せぬトラブル、妥協を許さない厳しさ。しかし、それを乗り越えた先に待っているのは、お客様の笑顔、そして社会からの感謝です。「ありがとう、サンコーの安全器具のおかげで今日も無事に仕事ができたよ」 そんな声が私たちの最大のやりがいです。特別な知識やスキルは必要ありません。大切なのは、「人の命を守りたい」 という熱い想いと「やり抜く力」 です。 私たちと一緒に「安全」を創造し、社会を支える仕事をしませんか?