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セイフティブロック

セイフティブロック

ビル・橋梁・ダム等の建設現場、各種工場施設、鉄塔等の構築物、その他各種産業分野の現場における高所作業や昇降の際に、あらかじめ製品を使用場所の上方に取り付け、そのフックを使用者の安全帯に接続することにより、万一使用者が足を踏み外したり、バランスを失う等で墜落を起こした場合、製品のロック機構が作動して落下を阻止します。安全帯との併用による高所作業時の墜落阻止を目的とした製品です。
スペックで選べる4タイプがございます。(下図はワイヤーロープ式の一例)

取り付け・使用方法

新しい製品をはじめて使用する際は、必ず取り付けを行なう前にケースおもて面の向かって右下にある三角形のシール(前頁左下の製品写真参照)に次回定期分解点検の年月(3年後の年月)を記入しておいてください。
付属の台付ロープで製品を使用場所の真上か、その直近の強固な構造物に垂直に吊り下げて、確実に取り付けます。取付対象とする構造物には、墜落阻止時の衝撃に十分耐えうるだけの強度が求められます。また、H型鋼のように鋭い角のある構造物に取り付ける場合は、当て布等を厚く巻き付けた上に取り付け、台付ロープが直接鋭角部に接触しないように保護してください。
付属の引寄ロープ片側端の輪の部分をあらかじめワイヤロープ先端のフックにかけておいて、製品を使用位置上方に取り付けた後に下方に垂らした引寄ロープのもう片方の端(ゴムウェイト側)を持って、使い始める高さまでワイヤロープを引き出します。
上記3の要領で手元に寄せたワイヤロープ先端のフック部分を持ち、下方にすばやくワイヤロープを引き出して、ロックが効くことを確認します。ハーネス型安全帯の場合は背中または胸の環に、胴ベルト型安全帯の場合は腰のD環に、フックを確実にかけてください。手元ストラップ(背中のD環から出る延長用ストラップ)の付いたハーネス型安全帯の場合は、ストラップD環にフックをかけて使えます。
製品を安全帯に接続して昇降や作業を行なう際は、常に慎重でゆっくりした動きを心掛けてください。速い動きをするとワイヤロープの引き出しが不意にロックされ、降下が妨げられたり、からだのバランスを失ったりするので危険です。
使用後は、付属の引寄ロープを使ってワイヤロープをケース本体にゆっくりと巻き取らせ、全長を完全にケース内に収納してください。巻き残りが発生する場合、ワイヤロープがケース内で片寄ったりふくらんだりしてきれいに巻かれていない状態が想定されますので、改めてできるだけ長く引き出してからゆっくりと巻き取らせてみてください。
使用開始後の製品は、毎回の使用前点検と定期的な通常点検を確実に実施して、異常がないことを確認した上で再使用してください。
使用上の禁止行為・注意事項全般に関しては、取扱説明書にしたがって正しくお使いください。

注意事項
危険! 死亡等重大事故につながる危険性が高いので、必ずお守りください。

①強度が不十分な構造物には取り付けない。
②ケース本体が斜めになったり寝かされたりするような取り付け方はしない。
③台付ロープ等の取付用部材をエッジ部に直接かけない。
④ロープやストラップ等を結んだりつないだりして取り付けてはならない。
⑤衝撃ではずれたり滑ったりするような箇所には取り付けをしない
⑥安全帯(ハーネス型/胴ベルト型)のD環より低い位置に取り付けない。
⑦ワイヤロープ先端のフックは、安全帯側(ランヤード先端)のフックにかけてはならない。
⑧ワイヤロープを構造物と接触・交錯させない。
⑨ワイヤロープがたるむ状態は、製品機能自体に異常がある可能性が高いので、絶対に使用しない。
⑩ゆるやかな傾斜地では使用しない。
⑪電線の近くで使わない。
⑫水平親綱として使用しない。
⑬水平親綱に取り付けて使わない。
⑭ワイヤロープは『命綱』です。全長にわたり頻繁な点検が肝要。以下のような損傷のあるものは切断の危険性があるので絶対使わない。
⑮ 墜落を阻止できないおそれがあるので、安全帯(ハーネス型または胴ベルト型)以外のベルト等に接続して使用しないでください。
⑯ ワイヤロープが切断される危険性が高くなるため、1台の製品を同時に2名以上で使わないでください。(1人1台です)
⑰ 気温がマイナス10℃よりも低い場合は使用できません。また、それより高い温度であっても、ケース内に凍結が発生している場合は、ワイヤロープが動かない(引き出しも巻き取りもできない)ことがあるので絶対に使わないでください。
⑱毎回使用前点検を行わないと、製品の安全性が確認できないので、必ず同点検を実施してください。
⑲墜落を阻止した製品や大きな衝撃を受けた製品をそのまま使用しないでください。
⑳ 製品の分解・改造をしないでください。(分解を要する部品交換や修理および定期分解点検は、必ず発売元または発売元の認定工場にお申し付けください。分解点検・修理・部品交換は有償になります)

注意事項
警告! 死亡等重大事故につながる危険性があるので、必ずお守りください。

㉑遠くに水平移動しない。走らない。飛び降りない。
㉒2台以上の製品を近接して取り付けてほぼ同じ位置で使用してはならない。
㉓ワイヤロープを脇に抱えこんだりまたいだりして使用しない。
㉔ワイヤロープをくくらない。出しっ放しにしない。
㉕ワイヤロープを手放しで急激に巻き取らせない。
㉖投げる・引きずる・屋外放置する・水浸しにする等乱暴に扱わない。
㉗ 使用者の体重・着衣・装具の合計が30kgよりも軽い場合、ロックがかからないことがあるので使用できません。
㉘ 使用者の体重・着衣・装具の合計が130kgよりも重い場合は原則としてお使いいただくことができません。ショックアブソーバー付きのハーネス型安全帯と併用する等で使用が可能になる場合もありますので、この取扱説明書最終ページに記載のお客様相談窓口(発売元)にお問い合わせください。
㉙ 取付部分を含む製品全体が、溶接の火花・水・油・高温の物体・酸・アルカリ・その他可燃物質に接したりさらされたりする場所では使用しないでください。
㉚クレーン等の移動する物体に製品を取り付け・使用しないでください。
㉛定期分解点検(6ページ参照)の期限を過ぎた製品は使わないでください。

注意事項
注意! 製品の安全性が損なわれて事故につながることがあるので、必ずお守りください。

㉜ ワイヤロープはロックがかかって墜落が阻止されるまでに最大で700㎜程度引き出されます。従って、はしごの登りはじめ等で地面(または直下床面)の近くで使用している際に墜落すると、停止するより先に地面等に衝突することがあります。
㉝ ワイヤロープ全長を引き出した後に、さらに引き出そうとして強い力をかけると製品の安全性が損なわれることがありますので、そのような使い方はしないでください。
㉞ 耐衝撃性強化のため、本体ケースは多量のガラス繊維を含む特殊樹脂で作られていますので、ケースを素手で取り扱うとチクチクすることがあります。特に、ケース表面の打ち傷・焼け焦げ・摩滅部に直接触れると、露出したガラス繊維で皮膚を傷めます。取り付け・取り外し・点検・修理等での製品取り扱い時は、革製などの厚手の手袋を着用してください。