胴ベルト型 柱上用安全帯 U字つり専用安全帯/正しい使い方

ここではU字つり専用の柱上用安全帯に関する、正しい装着方法と使い方をご説明します。
1本つり用安全帯とは異なり、常に体重をかけて使用します。
無理のない作業姿勢を維持できるよう、伸縮調節器でロープの長さを調整してください。
また、製品の点検を念入りに行い、適切な時期に部品または製品をお取り換えください。

装着方法

バックルは刻印された順番に胴ベルトを通し、腰骨の上あたりで固定します。
墜落阻止時に胴ベルトが体から抜けないよう、しっかりと締め付けます。
伸縮調節器は、連結フックの外れ防止止め装置が外側になるようにして角環に掛けます。
その際、連結フックが胴ベルト端部や作業服などを挟み込んでいないか、外れ止め装置が完全に閉じているかを確認してください。

注意事項

胴ベルトや補助ベルトには「シノウ」などの工具を直接差し込まないでください。
工具の収納は「工具指し」「工具袋」などをご利用ください。
伸縮調節器を角環に取り付ける際、連結フックの外れ止め装置を内側にして取り付けるのは絶対におやめください。ベルト押え・胴ベルトの端・作業服などが挟み込まれていた場合に、わずかな振動や荷重で開口し、 角環から外れる危険性があります。
角環の付いた安全帯を使用される場合は、
左図のように環の誤った個所に伸縮調節器を取り付けないよう、十分にご注意ください。

ランヤードの使い方

左手で伸縮調節器を握り、右手でランヤードを
引き出します。(左きき用製品は、その逆)
ランヤードを構造物などの後側にまわします。ランヤード先端部の主フックを、 外れ止め装置と安全装置を同時に押えて開きます。
主フックを、フック開口部が内側になるようにして安全帯のD環を閉じた後、胴ベルトの端や作業服などが挟み込まれていないか、外れ止め装置が完全に閉まっているかご確認ください。
U字つり状態で昇降する時は、まずランヤードを必要最小限の長さに調整します。
ランヤードが滑り落ちないように絶えずステップボルトなどの突起物の上方にランヤードを掛
けて昇降します。
U字つり状態でランヤードを短くするときは、下の(1)(2)いずれかの方法で行います。

(1) 右手でステップボルトなどを握って身体を支え、左手でロープを伸縮調節器にまっすぐに押し込みながら、左腰を構造物に近付けます。

(2) 右手でステップボルトなどを握って身体を支え、伸縮調節器後方のランヤードを引っ張り出すようにしながら、左腰を構造物に近付けます。
U字つり状態でランヤードを長くするときは、右手でステップボルトなどを握って身体を支え、左手で伸縮調節器握り、左腰を構造物から遠ざけます。
U字つり状態で昇降するとき、他の構造物が障害になり一時的にランヤード先端のフックを掛け替える場合があります。
その際の墜落を防止するため、U字つり専用の柱上用安全帯では、1本つり専用の補助ランヤードを別途取り付けてご使用いただく必要があります。
1本つり専用補助ランヤード(別売品)をご購入のうえ、角環またはD環に取り付けて、上のイラスト1・2・3の要領でフック掛け替え時の安全を確保することをお勧めします。
徐々に体重をかけ、異常がないことを確認してから手を離し、作業を行ってください。